自分自身が卵巣がんになったら、家族が卵巣がんになったら、友人が卵巣がんになったら、病院で手術や治療を受けるのはもちろんのことですが、一体どうすればいいのでしょうか。
卵巣がんの症状は個人個人で違い、もちろん、病院によって、治療法なども異なってきます。
実際に卵巣がんを患い、手術や治療を受けた自分の闘病記をつづった本が数多く出版され、また、インターネットのブログやホームページなどでも紹介されています。
卵巣がんに限らず、病気のつらさは本人にしかわからないことがたくさんあります、そういったときに、自分と同じ卵巣がんと闘う人や、卵巣がんを乗り越えた人の話を読むことで、勇気付けられることがあります。
また、家族の誰かが卵巣がんを患ってしまった場合、患者さんを支える家族の方々も、たとえば患者さんにどのように接すればいいのか、食事などはどう気をつければいいのかなど、知りたいことがたくさんあります。
知りたいといっても、誰にでも相談できることではありませんので、卵巣がんの患者さんの闘病記は、看護するご家族にとってもとても参考になります。
また、最近では、医師の立場から、患者さんと家族の闘病記をつづった本も出版されています。
たとえば、日本で最初にがんの専門病院として発足した癌研有明病院の婦人科医師である宇津木久仁子さんは「子宮がん・卵巣がんとともに生きる 16人の女性と家族のストーリー」という本を出版しています。
卵巣がんは女性特有の病気でもあり、卵巣を摘出することで、出産をあきらめなくてはならないなど、女性にとっては、がんという病気のつらさ以外にも、克服しなければならない苦痛を伴うこともあります。
そういったとき、卵巣がんという病をわずらった方の声を聞くことで、励まされ、前向きになれることもあります。
そういう生の声がつづられた、卵巣がんの患者さんの闘病記は、卵巣がん患者さんから渡される勇気のバトンなのかもしれません。